非ヒト動物は、さまざまな方法で娯楽のために利用され、殺されている。その最たるものが狩猟、特にスポーツフィッシングである。また、世界中で、非ヒト動物を強制的に参加させるショーが行われている。
これらのショーでは、多くの場合、動物は傷つけられ、殺される(闘牛など)。殺されることはない場合であっても、殴られたり、他の方法で苦しめられたりすることがある(サーカスなど)。
娯楽のための動物の利用法は多岐にわたる。最も一般的なものをいくつか挙げよう:
狩猟の犠牲となる動物たちは命を奪われるだけでなく、多くの場合はかなりの苦痛を強いられる。時には数時間、逃げ出した動物の場合は数日間も苦しめられ、やがて死んでしまう。
魚は他の脊椎動物と同じように痛みを感じる生き物である。スポーツフィッシング1は、毎年何十億匹もの動物を窒息死させたり、その他の苦痛を伴う方法で死なせている。
サーカスなどの動物を使ったショーにおける動物たちの生活は、終身刑のようなものだ。動物たちが閉じ込められている場所は、動物たちにとっては牢獄であり、そこで多くの動物たちが、パフォーマンスの訓練という拷問を定期的に受けている。
雄牛は、闘牛、「エンシエロ」のような祭り、ロデオなどで利用される。闘牛において雄牛は殺される。我々は、動物を傷つけるあらゆる行為や慣習に反対するのと同じ理由で、闘牛に反対すべきである。
1 漁師以外のアマチュアの釣り人が行う釣りのこと。競技として行われるものや、一般的な釣りも含む。スポーツフィッシング協会の定義を参照